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やねしんブログ

Q:我々が体感する75%の輻射熱とは、如何なるものでしょうか?

A:輻射熱を喚起するのは「熱線=電磁波」です。

太陽からの熱を持たない熱線(電磁波)の一部は宇宙空間のダストに衝突し、ダスト内に吸収され「熱変換作用」により輻射熱Aを発します。(地球空間温度の大半を決定する)。また、大部分の電磁波は地球に直接降り注ぎ物体に衝突します。

その物体は電磁波を反射するか吸収されるかに分かれます。吸収された電磁波は前記ダスト同様「熱変換作用」により輻射熱Bを発します。




Q:既存のグラスウールや発泡系材料でも厚くすれば、それなりの効果があるのではないでしょうか?

A:これらの材料は直訳すると「熱伝播遅効型熱吸収材料」です。確かに、薄いものより厚いものの方が効果があると思いますが、何れにしても時間の問題です。


また、前述通り20%程度しか発しない伝導熱を防止しても、快適環境を得ることは難しい事と断言できます。例えば外気温が36℃と仮定します。100mmの発泡系材料は、一時間経過後計測すると、100mm中半分まで外気温の影響を受けています。この時点では、最内側には外気温の影響を受けておりませんので、断熱効果があるといえますが、2時間後或いは3時間後はどうでしょうか。

通常3時間後は、外気温36℃の熱は最内側まで到達します。このような状況では、断熱材があることさえ無意味な事です。

また、一度温まってしまった断熱材は、夕方外気が冷えた場合でもなかなか元に戻らず、熱帯夜に拍車をかける事になってしまいます。


Q:我々が体感する3種熱移動の比率を教えて下さい。

A:伝導熱が全体の5%、対流熱が20%、輻射熱が75%です。


Q:日本と欧米の「断熱」意識の違いを教えて下さい。

A:特に米国では、1920年頃、熱力学の中の熱移動が体系化され、75%もの輻射熱をカットするために反射技術が取り入れられました。
一方、我が国日本では、我々が体感する熱移動の5%弱である伝導熱をカットする断熱法が一般常識となってしまいました。この事は、欧米から見れば非常に不可思議な事として論じられております。


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